熊本県天草市の最南端に位置する牛深は、古くから漁業が盛んな県下最大の漁港です。
東シナ海に面しており、豊かな海洋資源とリアス式海岸を利用した天然の良港に恵まれた町です。
天然の魚の水揚げはもちろんのこと、鯛やぶりなどの養殖も盛んで、牛深で育った魚は国内外で広く食されています。
また、和食のだし≠ノは欠かせない雑節(さば節、いわし節など鰹節以外の節)の名産地で、
生産高は日本一です。
牛深は全国40ヶ所のハイヤ系民謡の発祥の地とされており、江戸時代後期に誕生したと言われる
「牛深ハイヤ節」は「元祖ハイヤ節」として有名です。
春の季節、牛深には海上交通の要衝として、海産物などを運搬する帆船が多く出入りしていました。
この船乗りたちと牛深の女性たちが歌い踊っていたものが、「牛深ハイヤ節」の始まりと言われています。
現在では、毎年4月の第3土曜・日曜日に『牛深ハイヤ祭り』が開催されています。
コバルトブルーの海には島々が点在し、グラスボートに乗って色とりどりな珊瑚や熱帯魚が間近で見られる日本初の海中公園は魅力の1つです。
日本の夕陽百選にも選ばれた黒石海岸や小森海岸をはじめ天草西海岸地域には東シナ海に沈む美しい夕陽が見られる絶景の夕陽鑑賞スポットがあります。
その中で特にお薦めのスポットが“天草夕陽八景”です。
天草最南端の牛深は鹿児島方面から天草への南の玄関口です。また、牛深港(うしぶか海彩館前発着)から世界文化遺産の崎津集落への周遊バスも出ていますので是非、ご利用ください。
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